2006年09月21日

103歳の東京のおばあちゃん

14日から東京に里帰り中。 目的のひとつは、大学のクラブの大同窓会。
そしてもうひとつ、私にとってとても大事なことが・・・

それは、103歳のおばあちゃんのこと。その名も「すみれ」ちゃん。



いまだ元気に現役、と言いたいところだけど、残念ながら体調を崩してしまい、
今、最期の時を一生懸命に生きている状態。

すみれちゃんは、明治35年11月9日生まれ。私と同じ誕生日♪
とても手先が器用で、努力家。103歳になっても、ボケ知らず。

何でもよく食べ、いつも元気だったおばあちゃんも、年には勝てず、とうとう寝たきりに。

ほとんど毎日見舞っているが、元気がある時は「ありがとう」や「お水」を連発し、
元気がない時は、苦しそうに呼吸して、ただただ眠っている・・・
それでも時折、小さくなってしまった目をあけ、顔をじっと見て、嬉しそうに微笑む。
ちゃんと見えている、ちゃんとわかっている、そんな感じだ。

きのうは容態が思わしくなく、午前2時に呼び出されたのだけど、
だんだん容態も落ち着いてきて、夜9時過ぎに「もう帰るからね」と声をかけた。
それまでずっと手を握っていたんだけど、いったんは放してタオルケットの中に入れた手を
再び思い切り外に出し、握ってちょうだいと言わんばかりのしぐさをした。
もちろん、また握った。握った、と言うより、しっかりと握られた。



おばあちゃんの手は大きい。昔から細かい事をするのが大好きで、
晩年は、ハンカチを小さく切って丸めて、それをブローチの台紙に貼り付けていって
お花のようなブローチを作るのが、ライフワークだった。
もちろん103歳になっても、元気な時は少しでも作ろうと努力していた。

最近は、ブローチは小さくてやりにくいので、色紙に絵を描いて、そこに同じ様に
ハンカチ生地を丸めたものを貼り付ける作業を楽しんでいた。



そんなおばあちゃんのライフワークを引き継いでいるのが私の母。
これは、おばあちゃんの顔。似ている。



病室の壁にもいっぱい作品を飾り、とても華やかで悲壮感のない病室になっている。



今日9月21日は、40年以上前に亡くなったおじいちゃんの命日。
そして明日22日は新月・・・  大きな山を乗り越えられるのか・・・ 

すみれちゃん、104歳の誕生日を一緒にお祝いしよう、なんてもう言えないけど、
1日でも長く生きていてちょうだいね。



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この記事へのコメント
園ちゃん、
返事有難う。 私が昨日読んだ琉球新報の貴方の家族紹介コラムは、2001年1月1日でした。 それでも初めて知ったので、 遠い沖縄だったのです。
ご無沙汰を失礼。 貴方のすみれおばあちゃんの事を読ませてもらい、改めて感激いたしました。 手先きようで、品よく、教養あるおばあちゃんだったのですね。103才での大往生、 頭が下がります。
手芸の似顔、園ちゃんに似ています(私の印象)。立派な作品ばかりです。
園ちゃんがおばちゃんに似て、今大活躍している事、おばあちゃんはどんないか嬉しい事でしょう。 益々頑張ってください。 耕蔵
Posted by Kozo Kimura at 2009年01月16日 00:52
Kozoさん
 サンフランシスコからのコメント、ありがとうございま~す♪
 琉球新報の記事は、もう8年前だったんですね・・・
 あの時10歳だった甥も、大学受験生ですよ。早いですね~。
 これからもブログに遊びにきて下さいね。
 ”今”の沖縄を感じて下さい。ありがとうございます!!
Posted by すみれ at 2009年01月16日 09:19
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